【キリロム工科大学は現在大改革中です】
1つ目はカンボジアの教育・青少年・スポーツ省からからの制約を受け、大学部門とそれ以外の部門の兼務を極力しない体制づくりに努めていきます。
2つ目の理由が大学の質が変わってきたことです。設立当初は英語が苦手な国の貧しい家庭に生まれた子供達のための大学でしたが、現在はカンボジアのIT分野ではトップの大学として認知されたことが最大の理由です。カリキュラムを変更する必要があります。
3つ目が学生数に合わせた組織への転換です。現在は日本人も含めて300人の学生がいます。バーチャルカンパニーも20社近くになり、私が全てのバーチャルカンパニーのチェアマンをやることが現実的でなくなってきました。大学の組織化が大きな課題になっています。 結果として、3人副学長体制に1月から権限委譲しました。
まだ1ヶ月しか経過していませんが、この改革は成功だったともうわかるくらい学校組織が生き生きとしてきました。もちろんこういった大転換期にはいろいろな細かい問題が起こりますが、数ヶ月ほど温かい気持ちで見守っていただければと思います。